正式名称・別称 | 国指定重要文化財「宝珠院観音堂( |
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住所 |
〒270-1358 |
は、昭和28年(1953年)から昭和29年(1954年)の解体修理によって、厨子内に永禄6年(1563年)の墨書銘が発見され、厨子の製作時期が判明しました。観音堂の建立も構造的特徴から、ほぼ同時期と推定されます。閑静で長い石段の境内にあり、正面三間、側面三間の茅葺きの屋根が建物の中心から下がる形態の寄棟造の堂です。内部は後部二間が内陣(仏を祀った最も奥の一画)前部一間が外陣という構造になっています。
まず光堂の場所が分かりづらいので探しましょう。
@入り口の目印は全くありません。申し訳なさ程度に「国宝光堂入り口」の石碑があります。路上駐車もできない狭い路地です。駐車場もないので自転車で行くのがベストでしょうか。
A幅1Mもない未舗装の砂利道を進んでゆきます。進むにつれ狭くなり心細くなります。
ほんとにこんなところに国宝があるのかと一抹の不安・・・
B昆虫たちの攻撃に耐えながら進みます。気分は、まさにインディジョーンズ。
やっと境内が見えてきました。
境内は参道とは一転して広く、森に囲まれた幻想的な雰囲気です。
境内中央に鎮座する本堂は、その威厳ある風格から何百年もの歴史を感じます。
本堂を囲む木々たちもコケがびっしりと覆い、年月を感じさせます。大きな「観音杉」は本堂と同じくらいの存在感があります。
そのほかにも境内にはいろいろな石碑・仏像があり、時間を忘れます。
「光堂の雪景」は印西八景にも選ばれているそうです。
(印西八景:小林牧場の櫻花・木下公園の貝層・利根川の朝霧・結縁寺の彼岸花・大六天の手賀沼・長楽寺の晩鐘・こすもす大橋の夕映)