知人男性を殺害の疑い、中3ら3人逮捕

知人男性を殺害の疑い、中3ら3人逮捕

千葉県印西市木刈、パート針江義紀さん(33)が行方不明となる事件があり、県警は知人の中高生の少年らの供述に基づき針江さんの遺体を発見し、中高生ら3人を8日未明、殺人容疑で緊急逮捕した。

県警の発表によると、逮捕されたのは、いずれも同県鎌ヶ谷市に住む、県立高校1年生の少年(15)、同市立中学3年生の少年(14)、同県松戸市六実、無職加藤泰弥(やすひろ)容疑者(20)の3人。

少年ら3人は4日未明、鎌ヶ谷市中沢の路上で、針江さんに殴るけるの暴行を加え、意識不明の状態で近くの林にそのまま置き去りにして殺害した疑い。

捜査関係者によると、加藤容疑者らは「借金があったのに、(針江さんが)返さなかった」と供述しているという。県警はほかにも事件に関与した者がいないかどうか詳しく調べている。

2011年6月8日 読売新聞)

引用元: 知人男性を殺害の疑い、中3ら3人逮捕 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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震災による印西市の農業施設被害、約8億5千万

農業施設・農地被害137億円  東日本大震災、過去最大

県は9日、東日本大震災による県内の農業用施設と農地への被害が、香取市や旭市など32市町で計約137億円(4月26日現在)に上ったと発表した。県内で自然災害による被害としては過去最大となった。

県耕地課によると、農業用施設の被害は、道路や水路の損壊など2153か所で約130億500万円。農地の被害は液状化など104か所285ヘクタールで約6億9300万円。

最も被害の大きかった香取市は施設が約49億円、農地が約1億円で合わせて約50億円に上り、全県の被害の4割近くを占める。施設では旭市の約30億円、印西市の約8億5000万円が大きく、農地では神崎町の被害が約5億円と大半を占めた。

同課によると、復旧に際しては国から9割程度の補助が受けられる見込みで、残りは管理者の負担となる。既に道路や施設の多くには応急的な補修を進めており、国の補助を受けるための審査を済ませた後、今年の秋以降に復旧作業を本格化させる。

ただ、蛇行していた川を埋め立てた香取市の利根川沿いや、神崎町で農地が液状化した地域では、復旧に2~3年かかるとみられる場所もあるという。

県は10日から、香取農業事務所に「復旧支援課」を設置し、職員7人態勢で復旧に向けた技術指導にあたるとしている。

2011年5月10日 読売新聞)

引用元: 農業施設・農地被害137億円 : 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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定数24巡りサバイバル 合併で44人マンモス議会の印西

定数24巡り サバイバル 合併で44人マンモス議会の印西

統一地方選後半戦の3市長選と16市議選が17日、告示される。このうち印西市議選(定数24)は、2010年3月、印西市に印旛村と本埜村が編入合併して初めて行われ、合併後、44人(欠員2)に膨れあがった市議を大幅に削減する選挙だ。現職30人が生き残りをかけ立候補を予定しており、総勢40人程度の激戦となる。

合併時に3市村の議員らでつくった合併協議会が選択したのは、合併後に定数を一時的に増やして選挙を行う「定数特例」ではなく、旧自治体議員が一定期間、身分を保障される「在任特例」だった。このため、印西市議会は定数24だが、旧印西市議24人、旧印旛村議12人、旧本埜村議8人の計44人が、そのまま残る「マンモス議会」となった。

「覚悟していたが、ついに来たかという思いだ」。合併後、村議から市議に変わったある現職は、市議選を前に心境を語った。1年間、地元を歩く度、「村の代表がいなくなるのでは」と心配する有権者の声を聞き、出馬を決意した。これまでの当選ラインは200票前後だったが、「今回は1000票取らないと危ない」とみる。当選するためには、従来の村内だけでなく、大票田の旧印西市内も回る必要があり、「地元の票固めだけでなく、旧印西市を回る票の掘り起こしも必要だが、二兎(にと)を追っていいのか」と頭を抱える。

こうした激戦から、現職42人中、10人前後は立候補を見送る公算が大。引退を決めた旧村のある現職は「経験したこともない激戦が引退の一因」と認める。出馬する旧村の別の現職も、「村の選挙をやっていた身からすれば、国政選挙に出るようなもの」と例える。

16日現在、印旛、本埜の旧2村の有権者は計約1万7000人で、これまでの当選ラインは印旛村議選が約200票、本埜村議選が100~290票だった。しかし、有権者約5万4000人の旧印西市に編入合併されたことで、「当選ラインは800~1000票程度に跳ね上がる」との見方が候補予定者に広がっている。

多数の立候補が予想されるため、市内173か所の選挙ポスター掲示板は横幅約7メートルの特大サイズで、45人分のポスターを掲示できるという。市選管によると、旧印西市で07年4月に行われた市議選(定数24、28人立候補)は午前0時に開票作業を終えたが、今回は当選者が確定するのは午前0時半頃になりそうだ。

◇在任特例 市町村合併後も旧自治体議員が一定期間、身分を保障される特例措置。合併に対する議会の賛同を得やすくする狙いがあり、合併特例法で定められている。新設合併では最長2年まで、印西市のような編入合併では、編入先の自治体議員の残任期間終了まで。

2011年4月17日 読売新聞)

引用元: 定数24巡り  サバイバル : 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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