全12地点で騒音悪化
基準値は下回る羽田国際化で 千葉県調査
2011年04月16日10時02分
千葉県は15日、羽田空港のD滑走路供用に伴い昨年12月に実施した航空機騒音実態調査の結果を公表した。同空港に近い県西部の12地点のうち全地点で供用前と比べ騒音が悪化した。いずれも環境基準値は下回った。
調査は12月8~14日の7日間、市川、船橋、白井、千葉、四街道、市原、木更津、富津、君津の9市で実施。航空機の騒音レベルや飛行回数から算出する「うるささ指数」は、44・4~64・1で、供用前の9月30日から7日間に比べ、白井市や千葉市の多いところで10ポイント以上増加した。環境基準は70。
県大気保全課は「D滑走路供用で飛行ルートが変わり、発着回数も増えたため」と原因を分析。大型の国際線が就航したことも影響しているとみられる。
引用元: 全12地点で騒音悪化 基準値は下回る羽田国際化で 千葉県調査|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.