北総鉄道 北総線
2010年(平成22年)の開通を目指し、北総線経由で都心と成田空港を30分台で結ぶ「成田新高速鉄道プロジェクト」が進行中であり、印旛日本医大より先の建設が急ピッチで行われている。開業後はスカイライナーおよび空港アクセス列車も北総線を経由する予定であり、後述の北千葉道路とあわせ、中間地点に位置する千葉ニュータウンは大きな転機を迎えることになる。
当初の計画
本来の計画では、北総線に平行して都営新宿線の延長となる千葉県営鉄道北千葉線(本八幡~新鎌ヶ谷~小室~印旛松虫)も建設予定であったが、その後のニュータウンの計画縮小もあり建設中止(未成線)となっている。
北総線の当初の計画では、谷田(小室‐千葉ニュータウン中央間)、天王前(千葉ニュータウン中央‐印西牧の原間)、角田(印西牧の原‐印旛日本医大間)、の3駅も予定されていた。
1970年代には当時の国鉄により成田新幹線(東京~千葉ニュータウン~成田空港)が計画されるも、都内の沿線住民の反対運動により建設中止となっている。千葉ニュータウン中央駅~印旛日本医大間においては北総線の線路に平行してこの新幹線用に確保された用地が残る。なお、この計画は今日の「成田新高速鉄道プロジェクト」へ生きるかたちとなっている。