梨ブランデー、お安く提供 白井市三セク破産、在庫処分 /千葉
◇価格は当初の5分の1 市担当者「完売してほしい」
白井市が9割を出資して破産し、清算手続き中の第三セクター「白井梨ブランデー」が抱える在庫のブランデーが、29日から販売当時の5分の1の価格で販売される。
破産処理の一環で、市の担当者は「完売してほしい」と期待している。
木製の樽(たる)に入った50度の原酒を西印旛農協(印西市)が買い取り、農産物直売所「やおぱぁく」(白井市木)で販売する。720ミリリットルびんが2500円。かつて「原酒しろい」の名で販売していた時は1万2600円だった。94~05年に製造して熟成させたピュアブランデーだという。
在庫は1万5000リットルあり、うち5000リットルを商品化した。残りは▽10リットル2万円▽200リットル(10リットル20個)に空の樽を付けて30万円▽樽のみ1万円--で予約を受け付け、3月ごろ販売する。やおぱぁく(電話047・498・2007)。
白井梨ブランデーは89年設立。
販売低迷で93年以降赤字に陥り、市が増資して支えたが、09年10月に千葉地裁が破産手続き開始を決定した。負債総額は約9000万円だった。【早川健人】
引用元: ちば経済:梨ブランデー、お安く提供 白井市三セク破産、在庫処分 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).