印西署員の車検切れ事故:元警官の被告に懲役2年求刑

印西署員の車検切れ事故:元警官の被告に懲役2年求刑 /千葉

 期限切れの車検証を改ざんした上、無車検の車で自転車の男性をはねたなどとして、有印公文書偽造・同行使や自動車運転過失傷害などの罪に問われた、元印西署巡査部長、酒巻顕治被告(44)=八千代市村上=に対する初公判が1日、千葉地裁(斉藤啓昭裁判長)で開かれ、酒巻被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑。判決は22日に言い渡される。

論告で検察側は「警察官として率先して法令順守すべきなのに、無車検で事故を起こし、車検証を偽造したのは国民を欺く行為。厳罰に処すべきだ」と主張。一方、弁護側は「離婚後、別居する元妻と娘に養育費などを支払っており金に困って無車検になった。懲戒処分後に警察を依願退職している」などとして執行猶予付き判決を求めた。

起訴状などによると、酒巻被告は同署員だった昨年6月22日、期限切れの車検証の交付日と満了日を改ざんしてコピーし、翌日、通勤手当申請のため同署に提出。さらに11月12日に車検切れの車を運転し、自転車の男性に衝突、1週間のけがをさせたとされる

引用元: 印西署員の車検切れ事故:元警官の被告に懲役2年求刑 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

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