「歌う道徳講師」
長生で熱唱
全国各地の小中学校などでライブを行い、「歌う道徳講師」とも呼ばれる印西市出身のシンガー・ソングライター大野靖之さん(29)が6日、長生村立長生中学校でコンサートを行い、約430人の生徒を前に夢を持って生きることの大切さを訴えた=写真=。
コンサートは、他人に優しく接する気持ちを育もうと同村が企画した。大野さんはこれまでに全国600校以上の小中学校などでコンサートを開催。2008年には、日本青年会議所の人間力大賞(青年版国民栄誉賞)グランプリ・内閣総理大臣奨励賞を受賞した。
大野さんは中学の時に母親と行ったカラオケ店で尾崎豊の歌を歌ったことをきっかけに歌手を目指したことや、高校3年の時に母親が「あなたのやりたいことをやりなさい」との言葉を残して乳がんで他界したことなどを語った後、母親の思い出を歌った曲「ママが最後に出来ること」を熱唱した。
生徒を代表して、2年生の当間あかりさん(14)が、「歌に込められたメッセージを胸に、これからの道を歩んでいきたい」と礼を述べた。
引用元: 「歌う道徳講師」 : 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).