校庭の桜延命へ住民ら土壌改良
3年計画最終年 印西市立本埜第一小
2011年02月20日11時07分[千葉エリア]
印西市中根の市立本埜第一小学校(片野信一校長、児童59人)で今年も、学校のシンボルとなっている樹齢95年前後の桜(ソメイヨシノ)の延命作戦が行われ、教職員と保護者、地域住民、樹木医ら約25人が協力して土壌改良作業に当たった。
桜の治療は枯れ具合が進んでいた校庭に植わる桜の巨木2本を延命させようと、3年計画で実施。1、2年目には幹から伸びた根を竹筒を使って土中に誘導したり土壌改良を行った。
計画最終年の今年は桜の周囲に穴を掘り、堆肥や炭、腐葉土を入れて土壌改良。参加者は根を傷つけないように慎重に作業に当たっていた。延命に協力する樹木医のNPO「樹の生命を守る会」の永野修さんは「新しいこずえが10~20センチほど伸びており、元気になっている証し」と回復具合を診断した。
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