千葉ニュータウン中央から新鎌ヶ谷までを直通で結ぶ「生活バスちばにう」が、新たに2路線増設する計画を進めています。
直通が売りのバスですが、新たな路線には多数のバス停が計画されています。
普通の路線バスのようにも感じますが、中央~新鎌までのように庶民の味方となるか期待です。
住みやすい街印西市の住みやすくない部分は、はたして改善されるか?
新路線
- ビジネス街経由でNT中央−印西牧の原駅間を結ぶ「牧の原巡回ルート」
- NT中央−白井−新鎌ケ谷駅を結ぶ「北環状線ルート」
現行路線は1日46便で途中にバス停はないが、(1)は1日15便でバス停21カ所、(2)は1日9便でバス停14カ所を設ける。新車両を購入するなどして計4台で運行する。
運行開始から2年 秋までに2路線新設 バス停設置、便利に /千葉
北総線の高額運賃に苦しむ千葉ニュータウン(NT)の住民のための格安路線バス「生活バスちばにう」が運行を開始して、9日で丸2年になった。運行する鎌ケ谷観光バス(本社・鎌ケ谷市)は8日に記者会見し、千葉NT中央−新鎌ケ谷駅間をノンストップで結ぶ現行路線に加え、秋までに2路線を新設する方針を明らかにした。通勤通学のほか、病院の通院や買い物で利用しやすいようバス停を多く設ける。
新路線は(1)ビジネス街経由でNT中央−印西牧の原駅間を結ぶ「牧の原巡回ルート」(2)NT中央−白井−新鎌ケ谷駅を結ぶ「北環状線ルート」。現行路線は1日46便で途中にバス停はないが、(1)は1日15便でバス停21カ所、(2)は1日9便でバス停14カ所を設ける。新車両を購入するなどして計4台で運行する。
バスは住民の強い要望で2014年6月に運行を開始。NT中央駅−新鎌ケ谷駅間の所要時間は約25分と北総線の2倍以上かかるが、運賃は北総線の570円の半額近い300円。1年目の利用者は約8万3000人、2年目は5月末で約8万8000人と大幅増だが、採算ベースにはわずかに届かなかったという。
記者会見した同社の徳永昌子専務(68)は「地域が元気にならないと会社も元気にならない。今後も地域の皆さんに役立ちたい」。バス運行を支援する住民団体「友の会」代表の武藤弘さん(71)は「知らない人はいないほどバスは地域の足として浸透した。これからも住民パワーを発揮していきたい」と話し、利用者の増加に協力していく考えを示した。