スペシャルオリンピックス 印西市の堀口さんがテニス女子2冠

スペシャルオリンピックス:今夏大会、印西・堀口さんがテニス女子単など2冠 /千葉

 <スポーツちば>

 ◇もっとうまくなりたい

今夏、ギリシャ・アテネで開かれた知的障害者のスポーツの祭典「2011年スペシャルオリンピックス夏季世界大会」で、印西市の堀口明奈さん(28)がテニスの女子シングルスとダブルスで金メダルを獲得した。堀口さんは4年後の世界大会を目指し、練習に励んでいる。

スペシャルオリンピックスの試合は競技能力別に行われ、女子シングルスでは米国の選手を破り優勝。宮城県の小原愛美選手(19)と組んだダブルスでも豪州ペアを破り金メダルに輝いた。「とても暑かったけどベストの力を出せた」。現地の子どもたちが応援に来てくれたり、試合が英語で進行されたりと貴重な経験をして「テニスをやっててよかった」と振り返る。

テニスを始めたのは、同市立船穂中時代、軟式テニス部の顧問に誘われたのがきっかけ。19歳から硬式テニスを始めた。現在は、我孫子市にある社会福祉法人「おおばん」で、弁当作りや病院の清掃の仕事をしながら月6回の練習に励む。母加寿枝さん(53)は「うまくなりたいという思いから、コーチなど周囲の人の話をよく聞くようになった」と話す。22日には県庁で森田健作知事に優勝を報告し、飛躍を誓う。【荻野公一】

引用元: スペシャルオリンピックス:今夏大会、印西・堀口さんがテニス女子単など2冠 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

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