日本医大で毒薬を紛失する不祥事が発生しました。NHKでも関東ローカルですが大きく取り上げられました。
筋しかん剤って聞いても、毒薬のイメージはありませんでしたが、詳しい知人に聞くと用法を誤れば心臓まで止まってしまうほどの劇薬なのだとか。
まだ犯人は捕っておらず盗難の目的は定かではありません。捜査の続報を待ちたいと思います。
毒薬指定の筋しかん剤なくなる 千葉の病院
千葉県印西市の日本医科大学千葉北総病院で、毒薬に指定されている筋しかん剤の入った容器5本がなくなったことがわかり、警察は紛失したか盗まれた可能性もあるとして、当時の状況などを調べています。
筋しかん剤がなくなったのは、千葉県印西市にある日本医科大学千葉北総病院で、警察や病院によりますと、21日夕方、職員が業務を終了する際に、手術室の薬品保冷庫に保管されている、筋しかん剤の数を確認したところ、50ミリグラム入りの容器が5本足りないことに気づいたということです。警察などによりますと、21日、病院側が筋しかん剤を手術で使う準備をした際には異常はなかったということで、警察は、その後、紛失したか盗まれた可能性もあるとして、当時の状況などを調べています。
筋しかん剤は、手術などの際に筋肉の動きを弱めるために使われていて、国が毒薬に指定しています。日本医科大学千葉北総病院は「大学病院の信頼を損なう事態を引き起こし、深くおわび申し上げます。今まで以上に厳格な薬剤管理に取り組み、再発防止に努めます」とコメントしています。