千葉ニュータウン放射能関連ニュース

千葉ニュータウンエリア、白井市、印西市、船橋市小室町の放射線問題をまとめます。

2012/06/04 持ち込み食品など放射性物質を検査 印西市

 印西市は四日から、自己消費用の食品などを持ち込む放射性物質検査を始める。

 国から貸与された検査機器を市役所本埜支所に設置し、週五日、一日当たり五検体の検査を行う。対象は自家栽培の作物や飲料水などで、同支所総務課=電0476(97)1111=で予約が必要。

 また、三月から鎌ケ谷市と機器を共同利用して同様の検査を行っていた白井市も、検査機器が単独で貸与され、十一日からこれまでの週十検体から二十五検体へと態勢を拡充する。予約は今月中旬まで埋まっているという。

引用元: 東京新聞:持ち込み食品など放射性物質を検査 印西市、きょうから:千葉(TOKYO Web).

東京電力株式会社に対し放射線対策に要した費用を請求

印西市

平成24年5月21日に、これまで市が負担した放射線対策に要した費用(平成23年度分)の内、国庫補助金対象外の費用について、関係原子力事業者である東京電力株式会社に対して賠償請求をしました。市長から東京電力株式会社福島原子力補償相談室千葉補償相談センター所長へ請求

請求(1001KB)(PDF文書)

白井市

福島第一原子力発電所の事故に伴う除染等の措置については、多大な費用と労力を費やし、また今後も更に拡大していくことが見込まれます。  市では、5月21日(月)、原因者負担の原則に基づき、印旛郡市9市町の合同により、事態を引き起こした東京電力株式会社に対して、平成23年度に実施した措置に要した費用についての請求を行いました(請求の内容については、下記のリンクをご参照ください)。

放射性物質の除染等の措置に要した費用の請求について(PDF形式)

2012/02/11 基準値以下印西など2市1町組合

県北西部のごみ処理施設の焼却灰から国の基準を超える放射性物質が検出され、一時保管場所探しが難航している問題で、印西地区環境整備事業組合(印西市、白井市、栄町)は、基準値を下回る焼却灰について、埋め立てを再開する方針を固め、地元住民に意向を伝えた。

同組合によると、埋め立て場所は印西市岩戸の印西地区一般廃棄物最終処分場。ごみ処理施設「印西クリーンセンター」(印西市)で保管している焼却灰約400トンのうち、国の基準(1キロあたり8000ベクレル)以下の焼却灰を埋め立てる。本来、基準以下の焼却灰は埋め立て処分をすることができるが、同組合は地元の住民感情などに配慮し、施設内での保管を続けていた。

国の埋め立て指針では、埋め立てた地層の厚さを3メートル以下としているが、同組合は厚さ2メートル以下にとどめ、より厳しい基準で実施する。

住民から不安の声も上がっているため、同センターの中沢寿司工場長は「地元の方たちと話し合いながら進めたい」としている。

国の基準を下回る焼却灰について、柏市と松戸市は、重金属が漏れ出さないよう中間処理をして、県外自治体に埋め立てを依頼している。中間処理施設のない流山市では、市内の施設の敷地内で保管を続けている。

2012/02/01  給食検査 白井市 毎日4品目の食材

 白井市は一日から、市内の学校や保育園で提供する給食食材の放射性物質検査を始める。結果は市ホームページや広報に掲載する。

 対象は提供前の材料で、毎日それぞれ四品目。市が三百五十万円で購入した測定器を使う。測定性能は一キログラム当たりセシウム137が二〇ベクレル以上、同134が三〇ベクレル以上。これらの数値を超えた場合、提供を見合わせる。週に一日は市内産の農産物を検査するという。

 市民が個別に希望する食品などの持ち込み検査は当面行わない。持ち込み検査の受け入れは、国が県に配備する放射性物質測定器のうち、一台が隣接の鎌ケ谷市に三月に導入され、共同利用が始まるのを待って実施する方針。

引用元: 東京新聞:給食検査 きょうから 白井市 毎日4品目の食材:千葉(TOKYO Web).

2012/02/01 焼却灰保管に手賀沼処理場案 大きな進展なし5市副市長会議

 東京電力福島第1原発事故の放射性物質に汚染された清掃工場焼却灰の一時保管場所として、県が我孫子、印西市境の手賀沼終末処理場を提案した問題で、両市や周辺の関係自治体による副市長会議が31日、松戸市の県東葛飾合同庁舎で行われたが、大きな進展はなく、結論を持ち越した。

我孫子、印西、柏、松戸、流山5市の副市長らのほか、県からは災害復旧・復興本部の吉田雅一復旧復興担当理事が出席した。会議では搬出先のない大量の汚染焼却灰を抱える柏、松戸、流山の3市が、候補地探しの経過と現状報告を行ったが、受け入れ側の我孫子、印西両市との歩み寄りはないまま終了。再度、会議を開くことを確認するにとどまった。

参加した松戸市幹部は「(我孫子、印西両市の)住民の感情や考え方に県や他市が口出しはできない。実情は厳しく、3市がいくら努力しても限界がある」と語った。

引用元: 東日本大震災:焼却灰保管に手賀沼処理場案 大きな進展なし--5市副市長会議 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

2012/01/20「国と連携し合意へ努力」 放射性焼却灰で知事

 森田健作知事は19日の定例会見で、県北西部の4市1組合から出る高濃度の放射性物質を含んだごみ焼却灰の一時保管場所をめぐる協議が難航している問題について、「国も住民説明などを含めて協力したいと言っている。国と連携をとり、みんなが合意できるよう県としても努力したい」と語った。

一時保管場所をめぐっては、我孫子市と印西市にまたがる手賀沼終末処理場を県が提案したのに対し、両市が反発している。森田知事はこうした状況を踏まえ「皆さんが納得できるか難しい」としながらも、「今のところ4市1団体は協議を続けたいということなので、もう少し推移を見たい」と語った。

引用元: 「国と連携し合意へ努力」 放射性焼却灰で知事 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

2012/01/13 旧印旛高で基準値超 県教委の線量測定

 千葉県教委は12日、国から汚染状況重点調査地域に指定された県内9市の県立学校のうち、11日に測定した佐倉高校など5校の校庭の空間放射線量を公表した。

5校は、いずれも佐倉市にある佐倉高、佐倉東高、佐倉西高、佐倉南高と、印西市にある旧印旛高で、測定値は毎時0・12~0・34マイクロシーベルト。基準値を超えたのは旧印旛高1校だった。

昨年10~11月に測定済みの県立学校35校と合わせ、県教委が管理する9市の44校すべての測定が終了。国負担による除染の基準値となる毎時0・23マイクロシーベルト以上が測定されたのは約7割の30校に上った。

引用元: 旧印旛高で基準値超 県教委の線量測定 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

2012/01/07 除染重点地域 県立都市公園 3施設で目標超

 県は六日、国から放射性物質の除染に関する「重点調査地域」に指定された柏、印西両市内の県立都市公園の空間放射線量の調査結果を発表した。

 柏の葉公園(柏市)など三施設で、国の除染対策の目標となる毎時〇・二三マイクロシーベルト(地表一メートル)を超える地点があった。県は両市と協議して、除染の対応を決めるとしている。

 県によると、柏の葉公園はテニスコートが同〇・四六マイクロシーベルトで最も高かった。手賀沼自然ふれあい緑道(同市)は園路で同〇・三三マイクロシーベルト、北総花の丘公園(印西市)は花の広場などで同〇・二八マイクロシーベルトを計測。印旛沼公園(同市)は、最大で自由広場の同〇・一六マイクロシーベルトだった。四施設とも五日に調査した。 (小川直人)

引用元: 東京新聞:除染重点地域 県立都市公園 3施設で目標超:千葉(TOKYO Web).

2012/01/05 ごみ処理施設焼却灰満杯、柏クリーンセンター稼働を再停止

柏市南増尾のごみ処理施設「南部クリーンセンター」が5日、稼働を再停止する。国の基準を超える放射性物質が焼却灰から検出され、建物内で灰の保管を続けてきたが、「満杯状態」となり焼却を断念せざるをえない状況に陥った。

同センターは昨年9月、放射性物質を含んだ灰を増やさないように、いったん稼働を停止した。ごみ焼却はもう一つの「北部クリーンセンター」(船戸)で賄ったが、処理が追いつかず、同年11月に暫定的に焼却を再開していた。

市廃棄物政策課によると、12月23日現在、南部クリーンセンターでは189トンの焼却灰がドラム缶1030本に保管してある。稼働再開のめどはたっておらず、担当者も「別の保管場所の確保が早急に必要」と頭を抱えている。

柏市や流山市などで保管されている焼却灰の一時保管先については、県が我孫子市と印西市にまたがる手賀沼終末処理場を提案したが、両市が反発。5日には関係自治体の副市長らが集まり調整する予定だが、決定には時間がかかりそうだ。

引用元: 柏「南部」きょう再停止 : 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

2011/12/29 白井駅前を、「白井駅前広場を守る会」が線量計で測定

白井市の放射線対策協議会の自治連合代表から12/24に行われた放射線測定結果をお寄せいただきました。
白井市の主要個所での計測結果が詳細に明記されています。
なおこのデータは、市の放射線対策室にも提供済みとのことです。
次回の協議会は、1月下旬か2月の上旬で、一般の方の傍聴も可能。

駅前広場放射線測定(111224-05m)  pdf

2011/12/28 白井市が放射能汚染対策協議会の第1回会議 公募の市民4人参加 /千葉

 公募に応じた市民4人も参加する白井市の放射能汚染対策協議会の第1回会議が27日、市役所内で開かれた。除染に市民の意見を反映させる取り組みで、市放射線対策室によると、東北の被災県を含めても珍しい試みだという。

同協議会は市の放射能対策を評価し、市に要望も伝える。自治連合会、PTA連絡協議会、小中学校校長会、幼稚園・保育園の保護者、野菜農家の各代表のほか、公募の市民4人ら計12人で構成している。

公募に対しては、市内在住の満20歳以上の定員2人に対し14人が応募。市は定員を2人増やして60歳代の男性会社員2人と30歳代、60歳代の主婦を選んだ。市はこの日、来年3月末策定の除染実施計画案を同協議会に示した。

引用元: 東日本大震災:白井市が放射能汚染対策協議会の第1回会議 公募の市民4人参加 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

2011/12/27 出荷自粛要請解除7市町村産の大豆

県は26日、柏、我孫子、印西市、多古、一宮、鋸南町、長生村の7市町村産の大豆について、検査の結果放射性物質は検出されなかったため、出荷自粛要請を解除したと発表した。これにより、県内で大豆を出荷・販売している39市町村すべてで出荷が可能になった。

県は国の指示を受けて11月から検査を開始し、結果が出るまでの出荷自粛を求めていた。

出荷自粛要請解除 : 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

2011/12/23

放射線の影響で白井市各地の公園が閉鎖されました。現場は時間が止まったような異様な光景でした。

白井市:公園の砂場の使用制限について.

2011/12/23 特別支援校「最優先に除染」 森田知事次期知事選は明言せず

森田健作知事は22日の定例記者会見で、除染作業を国負担で行う前提となる「汚染状況重点調査地域」に柏市など県内9市が指定されたのを受け、「県では重点地域内の県立学校を優先し、特に県立特別支援学校を最優先に除染を進める」との方針を示した。除染のための測定を来年1月10日から開始する予定。

環境省の汚染状況重点調査地域には柏市のほか、松戸、野田、佐倉、流山、我孫子、鎌ケ谷、印西、白井の各市が指定された。

また、2013年春にも見込まれる次期知事選については「正直まだまだそんな余裕はない。来年はアクアラインマラソンや東南アジアでの観光PRなどやることがめじろ押しで、今年以上にしっかりと足を地に付けて頑張らなくてはいけない。前へ進むという気持ちでいっぱい」と再選出馬への明言を避けた。

2011/12/23 手賀沼処理場候補に。 我孫子、印西市に県打診

県北西部のごみ処理施設の焼却灰から国の基準を超える放射性セシウムが検出され、焼却灰が施設内にため込まれている問題で、県が、我孫子市と印西市にまたがる下水処理施設「手賀沼終末処理場」を一時保管場所に選定し、両市に打診していたことが22日わかった。地元自治体や議会は「それぞれの自治体の中で保管すべきだ」などと反発している。(野崎達也、淵上隆悠)

この問題は、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、ごみ処理施設の焼却灰から通常の埋め立て処分が可能な基準(1キロ・グラムあたり8000ベクレル)を超える放射性物質が検出され、一時保管場所が決まらないため施設内にためこまれているものだ。

県によると、柏、松戸、流山の3市と、印西地区環境整備事業組合(印西市、白井市、栄町)で保管されている焼却灰は計約1200トン。このままだと、柏市の2清掃工場のうちの1工場が年明けに運転休止に追い込まれるほか、流山市では来年1月、松戸市では同3月に保管施設が満杯になる。

県は県有地で候補地を探した結果、〈1〉宅地から離れている〈2〉広大な敷地がある〈3〉東葛・印西地区の施設に近い――といった点から、手賀沼終末処理場を候補地にした。同処理場では、下水処理で発生した汚染焼却灰約650トンをすでに保管しており、安全対策を講じやすいという点も考慮された。同処理場を使えば、5市1町の約1年分の焼却灰を保管できるという。

県は地元自治体に対し、すでに保管されている焼却灰は受け入れず、収容能力を超えた分だけを保管すると説明。安全対策として、敷地内に約2ヘクタールの保管スペースを用意し、ドラム缶に密閉した焼却灰を置くためのテントを設置するとしている。

県の打診に対し、地元は反発を強めている。

我孫子市議会は22日、受け入れ拒否を表明する決議を全会一致で可決した。議員らは「焼却灰はそれぞれの自治体の中で保管すべきだ」「ほかの候補地がないかどうか十分検証してもらいたい」などと話している。星野順一郎市長も「市民感情を考えると、すべての焼却灰を受け入れるわけにはいかない」と述べた。

印西市放射線対策室は「それぞれの自治体で保管場所が確保されるように県に要望する」としている。

一方、市内2施設で約310トンの焼却灰を保管する柏市廃棄物政策課は「施設での保管にはもう限界がある。県が選んだ場所に移動できれば助かる」と保管場所決定に期待を寄せる。

県資源循環推進課は「現在候補はほかにない。理解いただけるよう協議を続けたい」としている。

2011年12月23日 読売新聞)

引用元: 手賀沼処理場候補に : 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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