巡査部長「車検に出すのが面倒だった」と車検証偽造
千葉県警は26日、所有する乗用車の車検証のコピーを偽造して勤務先の県警印西署に提出したとして、有印公文書偽造・同行使の疑いで、印西署地域課の巡査部長を再逮捕した。乗用車は2009年4月に車検切れとなっていた。
同容疑者は、この乗用車で12日に八千代市で軽傷事故を起こし、自動車運転過失傷害の疑いで逮捕された。その際「車検が切れている」と話したため、八千代署が調べていた。
再逮捕容疑は、車検証コピーの交付年月日と有効期間を改ざんし、6月23日ごろに印西署へ提出した疑い。
期限切れの車検証をコピーした上で、日付部分に別の紙を張り付けてもう一度コピーし、有効期間が残っているように見せ掛けていた。
八千代署によると、「車検に出すのが面倒だった」と話しているという。
千葉県警では多くの職場で、自動車通勤の職員に車が本人名義かを確認するため車検証の提出を求めているという。
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