白井で「いきいき夢手帳」配布

白井で「いきいき夢手帳」配布

2011.9.24 19:46

 千葉県白井市は65歳以上の高齢者が介護を必要としないようにしてもらおうと、オリジナル介護予防手帳「いきいき夢手帳」の配布を始めた。この手帳は日記スタイルで、食事内容などの記入項目をもうけ、書きやすい仕組みにしているのが特徴。日々の生活を顧みることでぼけ防止に役立ててもらう狙いだ。

 手帳にある「私の記録」には、緊急連絡先や既往歴、飲んではいけない薬の情報などを記入、いざという時の救急隊や助けが必要な際に利用できるようにする。「私の暮らし」では、毎日の生活の様子、健康状態や趣味などを記入し、日常生活を振り返ってもらう。

 また、「見つけよう危険な老化のサイン」では、運動、口腔、脳の健康度など7項目で注意事項が記載され、心配事の相談先や市で行っている講座などの情報、特に脳の健康度チェックとして認知症の早期発見の15項目の質問と近隣の医療機関を掲載している。

 手帳はA4サイズ。「健口体操」「健康食事」など4種類のポスターも付属しており、家庭内に張ってもらって老後の健康生活に生かしてもらう。

 市内の保健センターなどで無料で配布しており、市では「まめに記入してもらうことで、病気や老化のサインに気づいてもらって、介護予防に役立ててほしい」と話している。

引用元: 白井で「いきいき夢手帳」配布 – MSN産経ニュース.

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白井市 台風15号被害 

千葉県内農業、台風の傷深く 震災・原発に追い打ち

 千葉県を直撃した台風15号は県内農業に大きな打撃を与えた。東日本大震災後の原発事故による風評被害などからようやく立ち直り始めた直後の災害に、関係者のショックは大きい。大震災で県内農業は総額174億円もの被害が発生したといわれる。台風の後始末に追われる農家は「泣きっ面にハチだ」と疲労の色を濃くした。

 銚子市の名産のキャベツ。甘さが強くやわらかいのが特徴で、一部は「灯台キャベツ」のブランド名でも知られる。銚子市全体では約950ヘクタールの栽培面積がある。

 銚子市内を管轄するちばみどり農業協同組合(JAちばみどり、千葉県旭市)によると、このうち10ヘクタールの畑で塩害の被害が出た。台風で海水が巻き上げられ、海沿いの畑に植えられたキャベツの苗にかかったという。

 塩害を受けるとキャベツの苗はしおれ、商品価値は無くなってしまう。新たな苗を植えるために土などの塩分を少しでも取り除こうと、22日は早朝から多くの農家が畑の水やりに追われた。

 被害の程度によっては、苗をすべて取り換える農家もある。銚子市や隣接する旭市周辺は東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴う農産物の風評被害が大きかったエリアだけに、JAちばみどりの担当者は「風評被害が一段落したばかりなのに」と肩を落とす。

 全国一の生産量を誇るナシも被害を受けた。県内で最も生産量が多い白井市によると、約10戸の農家で防風ネットが飛ばされ、半数以上のナシが地面に落下。報告は市役所にすべて届いていないため、市農政課の担当者は「被害の連絡は増える可能性がある」と話す。

 幸いにも、市の代表的な銘柄で収穫量も多い「幸水」「豊水」は収穫をほぼ終えていた。ただ、ナシはリンゴと比べ傷みやすく、傷が付くとほとんど売りものにならないといい、農政課の担当者は「落下したナシはすべて廃棄処分せざるを得ないのでは」と指摘する。

 県が22日までに確認した台風15号による県内農産物の被害総額は約1億700万円。ナシで約1200万円、キャベツで約300万円に上った。

 大震災から続く自然災害だけに、一部の農家からは「国や県には何らかの形で補償してほしい」との声が上がるが「農業共済の保険以外に、国や県で台風による被害を補償する制度は無い」(県農林水産政策課)のが実情。県は農業事務所の職員らが農家や農業関連の団体をまわり、相談に応じるなど可能な限りの対処を続けるという。

千葉県内農業、台風の傷深く 震災・原発に追い打ち

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千葉県を直撃した台風15号は県内農業に大きな打撃を与えた。東日本大震災後の原発事故による風評被害などからようやく立ち直り始めた直後の災害に、関係者のショックは大きい。大震災で県内農業は総額174億円もの被害が発生したといわれる。台風の後始%9

引用元: 千葉県内農業、台風の傷深く 震災・原発に追い打ち  :日本経済新聞.

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白井市「先神の谷津」市民が募金活動

白井「先神の谷津」市民が募金活動

貴重な湿地帯が残る「先神の谷津」

 白井市の「先神の谷津」と呼ばれる湧水(ゆう・すい)地を守るために市民団体が集めていた募金が260万円になった。市に湧水地を買い取るよう求める一方で、その費用の原資にしようと募金活動を続けていた。市もこれに応えて今年度予算に買収費などとして729万円を盛り込んでおり、その3分の1を市民の手で集めた形になった。

この湧水地は、同市清戸の市福祉センター裏にある谷地で約1・45ヘクタール。湧水量は1日約1400トンもあり、猛禽(もう・きん)類のサシバやヘイケボタルも生息している。県企業庁の土地だったが、開発されずに残っていた。当初は市へ無償譲渡される予定だったが、買い取りたいという業者が出てきたため、無償というわけにはいかなくなっていた。

そこで市民団体の北総里山クラブ(代表・長谷川雅美東邦大教授)が「市も財政が苦しい時。市に買い取りを求めるだけでなく、自分たちでお金を集めて寄付しよう」と昨年10月から募金活動を続けてきた。

現在、市は保全への理解と協力を求めて、周辺の住民らを回って説明している。市民団体側は、市から「基金にして広く活用する方法もある」との提案も受けていて検討している。

代表の長谷川教授は「個人の寄付だけで、これだけ集まった。保全のためによりよい方法を考えたい」と話している。

募金活動の中間報告を兼ねた「ホタルの里保全の講演会」がホタルの専門家の大場信義さんを招いて10月1日午後1時から、市福祉センターで開かれる。資料代100円。申し込みは「谷田武西の原っぱと森の会」の岩本さん(090・9232・2454)へ。先着50人。

引用元: asahi.com:白井「先神の谷津」市民が募金活動-マイタウン千葉.

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