家を失った被災者に古い空き家を無償で貸出

被災者に古民家

12軒無償貸し出しへ

 古民家の保存、活用に取り組んでいる県古民家再生協会(本部・印西市、高野祐之理事長)が、東日本大震災で家を失った被災者に古い空き家を無償で貸し出す準備を進めている。同協会には、すでに12軒の家主から提供の申し出があり、居住環境や入居条件の調査が済み次第、岩手、宮城、福島県の古民家再生協会などを通じて、一定期間、入居者を受け入れる。

 被災者への空き家提供は、「グリーン建築推進協議会」(東京都渋谷区)が窓口となって全国的に受け付けており、13日現在で物件数は150件に上っている。県協会に対しては、いすみ、南房総、市川、松戸市などの空き家の家主が名乗りを上げた。県内在住の家主から、茨城県鉾田市の物件の提供申し出もあったという。

 県協会はこれまで12軒のうち10軒を調査。平均で築30年、1軒は築50年を超えていたが、一部修繕が必要な物件も含めすべてが居住可能。家主が別荘として利用している物件もあり、入居者には基本的に、水道、光熱費だけの負担を求める。

 県協会の秋葉忠夫理事は「避難所暮らしの人に、静かで平和な生活を過ごせる空間を提供したい」とし、今後も県内で空き家の提供を呼びかける。問い合わせは秋葉理事が経営する秋葉建設(0479・72・0814)へ。

2011年4月14日  読売新聞)

引用元: 被災者に古民家 : 千葉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

関連記事

印旛沼に車両転落 事件と事故の両面で捜査

印旛沼水路に車両転落 事件と事故の両面で捜査 千葉

2011.4.12 23:36

12日午後7時半ごろ、千葉県印西市山田の印旛沼水路付近で、通行人の男性から「車が川に落ちたもよう。『助けて』と声も聞こえる」と119番通報があった。駆けつけた県警印西署員が調べたところ、水中には車が沈んでおり、水路から約30メートル上にある道路わきのフェンス(高さ1・4メートル)が破損していた。同署は何らかの理由で車がフェンスを突き破り転落したとみて、車両の引き揚げ作業を急ぐとともに、事件と事故の両面で捜査している。

現場は沼と沼を結ぶ水路で水深は約3メートル。現場の状況から車は水路脇の遊歩道に一度落下し、バウンドして水路に転落したとみられる。

引用元: 印旛沼水路に車両転落 事件と事故の両面で捜査 千葉 – MSN産経ニュース.

関連記事

介護疲れか?夫殺害の妻逮捕 白井市堀込

介護疲れか? 夫殺害の妻逮捕 印西

2011.4.12 21:52

自宅トイレで夫の首を絞めて殺害したとして、千葉県警印西署は12日、殺人容疑で同県白井市堀込、無職、村松すみ子容疑者(61)を逮捕した。

同署によると、村松容疑者は殺害直後に自殺を図り、病院に搬送されたが同日退院。容疑を認めているという。6年前から認知症を患っていた夫の介護を続けていたといい、同署は介護疲れにより無理心中を図ったとみて詳しく調べている。逮捕容疑は11日、自宅のトイレで介護用に設置された手すりにひもをかけ、夫の守さん(66)の首に巻き付け、首つりの状態にして殺害したとしている。同署によると、同居している次女(32)が同夜に帰宅した際、首つり状態でぐったりしている2人を発見した。守さんはトイレに行けない状態で、村松容疑者は将来を悲観していたという。

引用元: 介護疲れか? 夫殺害の妻逮捕 印西 – MSN産経ニュース.

関連記事