震災耐性をアピール「結いの丘まきのはら」

震災耐性をアピール  

愛称は「結いの丘まきのはら」 印西牧の原駅北側地区

2011年06月22日11時09分

都市再生機構が作成した「結いの丘まきのはら」のロゴマーク

 都市再生機構は現在整備中の千葉ニュータウン・北総線印西牧の原駅北側地区(約70ヘクタール、印西市)の街開き時期を10~11月とし、愛称を「結(ゆ)いの丘まきのはら」に決めた。東日本大震災後、地盤の強固さが住宅選定の条件として重視される中、同ニュータウンでは震災被害が発生しなかったことをアピールし、住宅販売を促進する狙いだ。

 計画では、住宅約2千戸や小学校、公園などを2013年度までに整備し、7千人が住む街を目指す。駅周辺には大型商業施設がすでに複数立地し、大勢の買い物客が訪れる商業ゾーンとなっている。

 同機構は4月、第1弾分譲として住宅用地約1・5ヘクタール74戸分をセキスイハイムに販売。同社は7月から建て売り住宅を発売する予定で、10~11月から入居が始まる。秋に予定する第2弾分譲以降は、同機構による個人向け宅地分譲も検討している。

 千葉ニュータウンの地盤となる下総台地は、2万~200万年前に堆積した「洪積層」で形成されている。「古い時代の地層ほど強固とされ、構造物を支えるのに良好な地盤」と同機構は説明。今回の大震災でも、道路や上下水道などのインフラ関係の被害がゼロだったという。


引用元: 震災耐性をアピール 愛称は「結いの丘まきのはら」 印西牧の原駅北側地区|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

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