北総線の都心直通運転が20年 各地で写真展

北総線の都心直通運転が20年 各地で写真展

2011.2.27 22:51 (1/2ページ)

都心直通運転20年間の写真やパンフレット。矢切駅などで公開される

 北総線の東京都心直通運転が、3月31日で満20年を迎える。平成3年のこの日、新鎌ケ谷-京成高砂間12・7キロの「II期区間」が開通して“北総電車”が江戸川を越えて、東京都内を初めて走った。北総線を運行する北総鉄道では、当時の運行ダイヤや20年前と現在の同じ地点からの沿線風景などを紹介する「20周年記念写真展」を3月1日~5月15日に、矢切駅などで開催する。

 北総線は、昭和54年開通の「I期区間」の小室-北初富間(7・9キロ)と、住宅・都市整備公団(現UR都市機構)が開設した千葉ニュータウン中央-小室間(4キロ)で運行、新京成線に乗り入れて、松戸まで運転されていたが、「II期区間」の開業で、京成電鉄、都営地下鉄経由で千葉ニュータウンから乗り換えなしで都心に行けるようになった。またさらに先の、京急電鉄へも乗り入れているので、神奈川県が一気に近くなった。昨年7月には、成田方面に成田スカイアクセス線が開業して、成田空港が身近になった。

 当初は乗客が伸び悩んだが、「II期区間」の中間地点にある東松戸駅の1日乗降客が3年度753人から21年度は1万5650人に激増したという。ただ運賃の高さは開業以来問題になっており、現在も議論が続いている。続き

引用元: 北総線の都心直通運転が20年 各地で写真展+(1/2ページ) – MSN産経ニュース.

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